『何者』 朝井リョウ 著 ☆☆☆
【内容】
「あんた、本当は私のこと笑ってるんでしょ」
就活の情報交換をきっかけに集まった、拓人、光太郎、瑞月、理香、隆良。
学生団体のリーダー、海外ボランティア、手作りの名刺……
自分を生き抜くために必要なことは、何なのか。
この世界を組み変える力は、どこから生まれ来るのか。
影を宿しながら光に向いて進む、
就活大学生の自意識をリアルにあぶりだす、書下ろし長編小説。
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なんてタイムリーな!!!
直木賞発表された時、まさにコレ読んでたよ!!!
登場人物は就活中の大学生。
頑張っていない素振りを見せながら実は必死で就活してる子や
ヤル気満々で頑張ってるけど空振りばかりしてる子などなど
いろんなタイプの学生が出てくる。
読みながら思う。あ~~~~学校とやらを卒業してからあまりにも時間が経ちすぎた(-.-)登場人物たちの事をリアルに感じる事が出来ない~。
その上、就活しないでのんべんだらりと卒業してしまったしな~私(@_@)
当事は、TwitterやFacebookなど
自分の感情を公に吐露するツールもなかったしね~。
登場人物達がイチイチ今の自分の就活状況を発信してる気持ちも分からない。
私が今学生だったらしてたのかな~。
きっと若い世代の人はめっちゃリアルに感じるんじゃないかしらこの本。
とは言ってても、社会人に対しても
「おい、お前の働きっぷりはソレでいいのか!?」と問われてる様な所も…。
史上最年少での直木賞受賞、おめでとうございます!