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書を持って、法隆寺へ

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『木に学べ―法隆寺・薬師寺の美』  西岡 常一 著 ☆☆☆☆

【内容】
法隆寺、薬師寺の宮大工棟梁・西岡常一氏が、
木や道具、建築、そして人間について語った好エッセイ。
「堂塔の木組は寸法で組まず、木の癖で組め」など
現代の人間関係にあてはまる口伝も紹介。

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本物が発する言葉はカッコイイわ、やっぱり!
これ読むと元気になる!!!
一言、一言胸に響くこと響くこと!

偉い哲学者、大学教授の意見を
「机上の空論に過ぎない」とピシャリと言ってのける。
直接木に触れる宮大工の言葉こそ確かなり!

日光東照宮の建築を
けちょんけちょんに言う棟梁にも笑った。
そこまで言うか〜〜って感じ。

で、この本読んだら
久しぶりに法隆寺に行きたくなったので
本を片手に行ってきた。
今回は、仏像ではなく建築を見るのが目的。
棟梁の言葉を説明書代わりに鑑賞。
ん〜〜〜、贅沢。
次は薬師寺に行こうかな〜〜。

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by namihei-dobryden | 2016-08-11 18:38 | 寺社めぐり
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