『希望のかなた』 2017年 フィンランド ☆☆☆☆ 【内容】フィンランドの巨匠アキ・カウリスマキが監督と脚本を担当した、
『ル・アーヴルの靴みがき』に続く難民3部作の第2弾となる人間ドラマ。
生き別れた妹を捜すシリア人青年が
レストランオーナーたちと知り合い、絆を育んでいく様子を描く。
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シネリーブルにて鑑賞。
やっぱり好き。カウリスマキの世界。
仏頂面のレストランの従業員たち。実は心優しい人達だった!
深刻なテーマを、カウリスマキらしいあったかい視線で描いていて
観終わった後の余韻が良い。
難民問題となると、東アジアに暮らす私には
遠くの方で起こってる大変な問題・・・
ぐらいしか思ってないのが正直な所。
難民申請した後、裁判にかけられ
国に返される事もあるのか!と初めて知りました。
北欧諸国は福祉が整ってるイメージがあるし
一度入国して来た者には、永住許可がおりるものと思ってた。
実際、映画の様に
市井の人々に救われてる難民も多いんだろうな。
劇中でかかる、
三浦洸一さんの『星をみつめて歩く街』がまた良い!
THE 昭和歌謡!なこの曲が
ヘルシンキの街に良く似合う!
今年はいっぱい映画を観るゾ!