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日々の非常口

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『日々の非常口』
アーサー・ビナード 著
☆☆☆

日本語で詩をかく詩人・アーサーさんの日常とは?「月極」の読み方に悩み、「ほかほか」の英訳を工夫する。謡いの会では羽織を纏い、クリスマスにはサンタの扮装を。旅先では愛猫に手紙を出そうとし、鈴虫に夏を感じる。「酔っ払う」の英語表現の多さに赤面し、戦争続きの母国を憂う。言葉のフシギから、社会、政治問題まで。日々の鮮やかさに気づかされる愉快で豊かなエッセイ集。



○ビナード,アーサー(Binard,Arthur)
1967年、米国ミシガン州生れ。コルゲート大学で英米文学を学び、来日と同時に日本語で詩作をはじめる。2001年、詩集『釣り上げては』で中原中也賞、’05年に『日本語ぽこりぽこり』で講談社エッセイ賞、’07年には『ここが家だ?ベン・シャーンの第五福竜丸』で日本絵本賞を受賞。

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テレビで発言するコメントがとても面白くて気になってたんですよ、
アーサーさんの事。
詩人なのだから詩集を読むのが適当なのかもしれませんが
邪道で!?初めてのアーサー本なのにエッセイを買ってしまいました。
この方の洞察力はユニークで面白いですよ!!
母国アメリカと日本の比較論的エッセイで勉強にもなります。
by namihei-dobryden | 2009-11-18 13:02 | 読書☆道楽
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